【12月のお薦め→5000円（通常価格5500円）】

Napa Highlands Cabernet Sauvignon Napa Valley

《空前の売れ行きの記録を残す逸品！》

テレビで紹介されるってスゴイ威力なんですよね。
もう数年前の話なんですけど、このワイン「ホンマでっか!?TV」で、明石家さんちゃんが買って良かったものベスト10の３位として紹介されたそうです。
輸入元によると、在庫がすべて売り切れてしまい、その後もしばらく空前の売れ行きの記録を残す逸品だそうで。

さんまさんの「オーパスワンに似てる」というコメントは、皆様ご自身で検証を（笑）
ただ、この価格からは考えられないほど良い葡萄を調達しているのは事実。
栽培農家との地元ならではの密接な関係を駆使し、このワインの10-20倍するような価格の最高評価のワインの栽培農家のものも一部使用されています。

「へぇー」と話を聞いて、味わい的にもこりゃ私の好きな感じなのは間違いないと思って飲んでみたところ・・
めっちゃくちゃ美味しいっ！この値段おかしいっ！
いつもよりちょっといいのを開けたい時ならこれっ！
濃厚なのに飲みやすくて、我が家の夕食2人であっという間に空いてしまいました。

「ナパ・ハイランズ」はナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築いている点が特長的な生産者。
銘醸畑が集まるエリアにある有名ワイナリーの自社畑から、長年の信頼とコネクションゆえに調達することができる葡萄から造られます。
ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを生み出すべく、ヴィンテージ毎の最適なAVAを厳選、最良の畑をセレクトして、時にはボルドー品種を絶妙にブレンドして仕上げます。
ラベルにはナパ・ヴァレーの古き良き田舎の風景が描かれ、自然の恩恵により育まれた良質なナパ・ヴァレーのワインを生み出しています。

《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》

濃い赤紫。
ブルーベリージャム、カシスリキュールのような黒い実の濃厚な果実香。
またかすかにミントや杉、タバコっぽいニュアンスも。
味わいは濃厚な果実味が凝縮。
リッチなフルボディですが、ジューシーな甘みに親しみやすさもあり。
また果実味だけでなく、コーヒーを思わせるかすかな甘苦味に複雑感あり。
豊富なタンニンはまろやかに溶け込み、程良い角のない酸も適量。
大柄でボリュームのあるワインですが全体のバランスが良く取れています。

ステーキやローストビーフ、煮込みなどの牛肉料理全般に合わせてみてください。
おうちで高級レストラン気分を味わえますよ！

《2023年ヴィンテージについて》

2023年のナパ・ヴァレーは、過去10年以上をみても際立って長い生育期間に恵まれた。
シーズンを通じて安定した穏やかな天候が続き、収量は平均を上回り、葡萄の成熟期間も長く取れたため、2023年は非常に高品質で記憶に残るヴィンテージとなった。
冬と春の豊富な降雨により貯水池が満たされ、土壌は十分に潤い、理想的な条件で芽吹きを迎えた。
例年に比べて約3週間ほど遅れたものの、開花から結実まで順調に進み、夏には22-24°Cの穏やかな気候が続き、葡萄はゆっくりと成熟。一部の畑ではうどんこ病のリスクがあったものの、房はゆるく通気性も良好で、健全な状態が保たれた。長い生育期間により、見事なアロマとバランスを兼ね備えたワインが生まれた。

畑：2023年は主にクームスヴィルより。シルヴァラード・トレイル沿いに位置する、信頼ある家族経営の畑のブドウを使用。樹齢は約30年で、立地条件に恵まれ、適切な灌漑管理と有機栽培が行われている。
醸造：ブドウを優しく破砕し、48時間の低温浸漬でアロマと色合いをゆっくりと引き出した後、主発酵。主発酵終了後、更に2週間皮や果梗と共にマセラシオンを行いまろやかな果実味を加味。穏やかに圧搾。
熟成：仏産樽(新樽35％、2年以上使用の樽65%)にて約18か月間熟成。
評価：ジェームス・サックリング９３点（2025年6月）
「凝縮した黒系果実の風味に、スパイスや土、リコリスのニュアンスが重なる。存在感のあるタンニンとバランスの取れた酸を備え、クリーミーで豊かな口当たりが全体を支えている。角が全くない洗練された仕上がり。若いうちから楽しめ、熟成によってさらなる魅力を見せる。」