■味わい:辛口 ■アルコール度数:14% ■格付け:D.O.C.アルト・アディジェ
■ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン
商品説明
《酸の質が絶妙!優しい飲み心地に癒されるー♪》
ワインの試飲会は規模にもよりますが、出品本数が数百本レベルのこともあり、なかなか疲れます。
そんな時に欲しくなるのが口のリセットが出来るワイン。
日本酒の試飲会でも、香り系や甘酸っぱいジューシー系ばかり飲んでいると、落ち着いたお酒でホッと一息付きたくなります。
今回行って来たワインの試飲会で出会った、癒し系の1本、それが「Nals Margreid(ナルス・マルグライド)のソーヴィニヨン」
担当の営業さんに、「ナルス・マルグライド」のワインがどれも大当たりだったので、このソーヴィニヨンのことも伝えました。
すると、営業さんも同じ経験をされていたのです。
世界最大規模のワインの試飲会、「Vinitaly(ヴィーニタリー)」に行かれた時、余りの数の多さに飲み疲れされたそうで。
そんな時に飲んだ「ナルス・マルグライドのソーヴィニヨン」は癒しだったと話して下さいました。
話されていた時の顔を見ていただけでその時の光景が想像出来ました。
気持ちがメチャメチャ分かるので!
そうなんです!
このソーヴィニヨンは口当たりがとにかく優しい。
酸の質がメチャメチャ良いんです!!
日本酒も同じで、酸はあるか無いかより、質が大事!
酸の質が良いのは、ブドウの品質の高さに由来します。
それと、ソーヴィニヨン・ブランにしてはボリューム感があるから。
このワインに使用されているソーヴィニヨン・ブランはナルスの中心部、マンテレ地区の畑で栽培されています。
マンテレ地区は日較差(昼夜の寒暖差)が大きいので、ブドウの糖度が上がります。
従って、スッキリ系のソーヴィニヨン・ブランではありますが、ボリューム感が増すのです。
日較差とブドウの糖度との関係を簡単に説明します。
ブドウの木は光合成をし、糖分を果実に蓄えます。
それと同時に生きているので、呼吸をし、エネルギーを消費します。
夜に気温が下がると、呼吸が減るので、エネルギーの消費量が減り、余ったエネルギーが糖分として果実により多く蓄えられるという訳です。
元々シャープな酸が特徴のソーヴィニヨン・ブランですから、果実の成熟度が増すと全体のバランスが良くなります。
ですから、「ナルス・マルグライドのソーヴィニヨン」はとても飲み心地の良いワインに仕上がるのです。
「ナルス・マルグライド」のワインはどれも高品質でオススメばかり!
この機会にソーヴィニヨンを含め、色々お試し下さい!
=====【輸入元資料より】
アルト・アディジェ北部、小さな村ナルスから南部のマルグライドまで約150haの畑があり、140の栽培農家がそのエリアの土壌、気候条件に最も適した葡萄品種を栽培しています。
北から南まで100kmの間に14の栽培エリアがあり、それぞれのエリアに異なる土壌、日照、気候条件があります。
各栽培農家は年間を通じ、毎週開催される勉強会で指導を受けます。
指示は詳細で、例えば冬の剪定の際には、はさみを入れる角度にまで決まりがあります。
また、畑の専門家が実際に訪問し、作業が正しく行われているかチェックします。
農家は毎日作業記録の作成の義務を負い、作業に間違いがあった場合ペナルティを負います。
収穫の際は3名いるアグロノミストがデータを元に、前日連絡し納品時間を指示。収穫は午前11時までに終了。
化学的なものは一切使用せず、ほとんどの農家はビオロジック栽培。
ビオディナミに転換しようと思えば可能ながら、申請のため複雑で多大な労力がかかること、温暖化による天候不順への緊急な対応の余地を残しておきたいということ、ワインの品質が重要で「認証」によるマーケティングの方針は持たないこと、などの理由から認証の取得はしていません。
「アルト・アディジェの個性、クリュごとの個性、土壌の特徴やテロワールに合わせた品種ごとの個性があるものを造っていきたい」とマネージング・ディレクターのゴットフリードは話していました。=====
(文章:金巻 忍)
3850円(税込)
2640円(税込)
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