既成概念を打ち壊すサロット・スタイル!これも個性派!
ロベルト・サロット ランゲ・ネッビオーロ ナティーヴォ(赤) 2018
Robert Sarotto Langhe Nebbiolo Nativo
750ml 価格 2000円 (税込 2200円)
- 商品番号
- WineIR151
- タイプ
- 赤
- ヴィンテージ
- 2018年
- 生産国
- イタリア
- 生産地
- ピエモンテ州(イタリア北部)
- 生産者
- ロベルト・サロット
- 保存
- 静かな冷暗所
- 配送
- 普通便発送です クール便をご希望はこちらから。
■味わい:ミディアム〜フルボディ ■アルコール度数:14% ■格付け:DOC
■ぶどう品種:ネッビオーロ
商品説明
「バローロらしくないバローロ」として謎の売れ行きを続けるこの生産者、ランゲもあんまりランゲらしくない・・(笑)
店主まーちゃん、バローロ同様、ランゲも少々不得意分野です。
アリアニコとかネーロ・ダーヴォラとかプリミティーヴォみたいな南品種が好きなんだから、ネッビオーロは違うでしょ?と思っていました。この生産者のワインに出会う前は。
何というか・・
サロットのネッビオーロは「硬くない」。
ネッビオーロですのでプリミティーヴォみたいな完全陽性タイプではありませんが、私が今まで持っていた
ネッビオーロのイメージを覆すほど親しみやすいのです。
やや薄い色調のガーネット色、少しオレンジ色もあり。
香りには、赤いベリーフルーツ、また干し草やドライイチジクのようなニュアンスも。
アタックは
柔らかで甘みを感じます。
ブラックチェリーやプラムのような
ジューシーさと旨味があります。
タンニンはやや控えめで優しく、酸味も穏やか。
ボディは中庸ながら全体的な
バランスが大変良く飲み疲れません。
どんな料理が合うかなと考えたら、ロースト・スペアリブが食べたくなりました。
バラ肉のジューシーさと、このワインのボディ感や濃さ具合が丁度合いそうです。
バローロ・アウダチェを気に入って頂いたお客様、このランゲ・ナティーヴォも是非お試し下さい。
アウダチェとはまた全然違う味わいなのですが、だからこそ
ネッビオーロの奥深き世界を体験頂けるのではないでしょうか?
===【輸入元資料より】
サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。
当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。
1991年から
自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。
同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。
ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の
大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。
現在ではそれらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーであり、また彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。また、ワインに含まれる200種類ほどある
化学成分の専門家でもあります。
最優先に注意を払うのは葡萄畑です。なぜなら
良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。
所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。
機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。
自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。
2014年1月からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコがセラーの仕事を手伝っています。
(文章:佐野 雅子)
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