【飲み頃】モンタルベラ　ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェラート　ラチェント(赤)(イタリア)

商品説明

「ルケ」という品種、あまり聞きなれないと思いますが・・

イタリア北部ピエモンテ州のマイナー品種で、ネッビオーロのような香り、タンニン豊富、後半にほのかな苦みを感じるという特徴があり、近年ＤＯＣのヴァラエタルワインとして注目を集めています。日本でもここ数年で急に見かけるようになった感じがあります。

その中でも注目のワインが、ルカ・マローニで９８点を獲得したこの１本！
逸品と呼べるワインながら、この現実的な価格がエライっ！

数年来、イタリアの有名ワインガイド誌「ルカ・マローニ」でとても高い評価を保っておりまして、２００８年ヴィンテージが９８点（２０１０年版）、２００９年ヴィンテージが９９点（２０１１年版）、そしてこちらの２０１０年ヴィンテージが９８点（２０１２年版）。

しかもこの２０１０年ヴィンテージのすごいところは、数々の超有名ワインをぶっちぎって、最高点の９８点を獲得したこと。ヴィンテージが違うので一概には比べられないですが・・

　こんな感じ↓（2012年版）

　　★ガヤ　ソリ・ティルダン　2006　　　　９５点
　　★ガヤ　ソリ・サン・ロレンツォ　2006　９３点
　　★オルネライア　2006　　　　　　　　　８８点
　　★サッシカイア　2006　　　　　　　　　８７点

どうでしょう？

店主まーちゃんの大絶賛タイプ、すなわち、果実味ドッカーン＆濃いぃドヤ系の南イタリアワインとは違うタイプではありますが、上品で落ち着いたエレガントさが光る１本です。

仕入れた当時は飲むにはまったく早すぎると判断したため、４年ほど熟成させました。

このワイン、品種がドヤ系ではないかわりに、私自身が大ドヤ顔でご紹介！
熟成大成功！最高に美味しく成長しました！自信を持ってお薦めします！

少しガーネットがかった赤紫。明度は中程度。
ルケはバラの香りが特徴と言われるそう。まさにそんな感じで花のような香りあり。
また、アールグレイ、かすかにブランデーのような香り、チョコレート、バニラ、甘草っぽさ、甘いシロップ香も。

口に含むとすぐにブランデーケーキを思わせるしっとりした甘みと少し香ばしさを伴ったような果実味が優しく広がります。
酸もタンニンも角がなくきれいに溶け込み、濃厚ではないものの旨味や多層感、深みが感じられます。
とてもまろやかでなめらかな口当たり。美しくエレガントなタイプ。

若いワインや濃厚な品種では出し得ない、真の大人向けワインとはこういう味わいでしょう。

我が家では塩・コショウだけで焼いたローストビーフ（ソースなし）に合わせたところ、お肉素材そのものの美味しさとこのワインの押し付けがましくない個性と自然な旨味が素晴らしいマリアージュでしたよ！

ぜひ、ホームパーティーや家族のお祝い事の席に１本どうぞ！
このヴィンテージは在庫限りとなりますので、気になる方はお早めに入手してくださいね！

(文章:佐野 雅子)