■味わい:極甘口 ■アルコール度数:8.5% ■格付け:QmPアイスヴァイン
■ぶどう品種:ショイレーべ
商品説明
アイスヴァインの生産が激減していることをご存知でしょうか?
温暖化が進み、冷涼産地でも栽培できる品種が増えている一方、冷涼産地ならではの味わいのワイン生産が難しくなりつつもあります。
アイスヴァインはご存知のとおり、凍ったぶどうで作るワイン。
温暖化で冬季の気温が上がって氷結しなくなれば、作れません。
温暖化はアイスヴァイン生産を急激に難しくさせています。
また、収穫時期を遅らせるため腐敗や野生動物による食害の恐れもあり、生産者にとってはアイスヴァイン生産は大変リスクの高いものなのです。
そんなご時世ですが、極甘口ワインのスペシャリスト、このハインフリート・デクスハイマー氏(1950年生まれ)は頑張っております!
当店でも長年取り扱っていますが、安定した良い品がコスパ高に提供できる生産者で、大変頼りになる存在なのです!
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中程度の濃さの黄色
ミックスフルーツのシロップ、ラムネ、はちみつレモンなどのイメージの甘い香り。
完熟ぶどうにマンゴーやパイナップルをミックスしたような華やかな甘さ。
角のない柔らかな酸味があり、甘み酸味のバランスが◎!
トロッとするほどの濃厚さではなく、とても飲みやすくて思わず笑顔になる至福の甘口です。
こういうワインは、「美味しいっ!」という単純な言葉で表現するしかないような気がします。
ピュアでキラキラした輝きを放つような美しさは、アイスヴァインならでは。
2012年ヴィンテージなのでもう少し落ち着いた感じかと予想していましたが、思いのほかフレッシュでした。
極甘口ワインだと貴腐ワインもありますが、クセなくどなたにも愛されるという点では、こんなアイスヴァインに軍配が上がるのではないでしょうか?
極甘口ワインというとデザート酒のイメージだと思いますが、もっと気軽に楽しんで頂きたいと思います。
読書やビデオ鑑賞のお伴に楽しんだり、アウトドア、青空の下でゆったり楽しむ・・なんていうのも素敵な大人の飲み方です。
少量のスパークリング・ワインで割って食中酒としてもいけますし、さらに軽めならソーダ割りやオン・ザ・ロックも。
甘口派の方にはもちろん大推薦の美味しさですし、辛口派の方も、是非こんなアイスヴァインで新しい美味しさを発見してくださいね!
=====【輸入元資料より】
デクスハイマー家は、アルツァイの近くの丘陵地帯でワイン造りをするまったくの個人生産者です。
アウスレーゼ以上のハイクラスのワインに見るべきものがあり、ご紹介するワインの多くは、私どものために特別に瓶詰めしていただいています。
畑はハイマースハイムを中心に10haを所有し、栽培している葡萄品種は、バッフス、ミュラー・トゥルガウ、フクセルレーベなど多種にわたっています。
甘口と辛口は半々。
ボトリティスはなるべく後に付いたほうが良いワインが出来るので、いつもボトリティスが早く付かないように努めています。
甘口はタンクで保存すると酸化や再発酵のおそれがあるので、リッターボトルで保存し、必要に応じて小瓶に移し替えます。
ボトリングライン(※1)は、所有せず、衛生管理の行き届いた専門の会社に依頼し、コストも抑えることに成功しています。
40%のみをデクスハイマーの名前で瓶詰めし(※2)、残り60%はバルクで売ってしまいます。
2011年から、冷却発酵槽を導入、シュペートレーゼ以上のワインに使用して、18から20度で発酵出来るようになりました。
デクスハイマーは「ねらって造るから、これだけハイクラスのワインがたくさん出来る。
他の人が摘み取り終わった後も粘り強く待っている。
それも結構神経が疲れるものだ。」と、おっしゃっていました。
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※1 日本酒でいうところの瓶囲いですので、大変品質に気を使っているということです。
※2 瓶詰め設備は高い投資な上に最新の良いものが次々出るので、瓶詰め業者にその都度頼むほうが良いと考え、個人生産者は持たないことも多いようです。
【極甘口ワインは温度の上昇で吹きこぼれやすいため、夏季にはクール便(クール料金300円)でのお届けをお願いしております。】
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