※商品写真は外観が似た代用品を用いる場合がございます。シールの有無、肩掛けの文言などから、スペック等を判断されないようお願い致します。スペック等は商品説明でご確認下さい。
【2009年店主選出 第7位(’07年VT)】 フレンチシェフ唸る!
【アウトレット】リンゲンフェルダー
バードラベル
リースリング QbA(白)
(スクリューキャップ) 2013
Lingenfelder Bird Label Q.b.A.
750ml 価格 980円 (税込 1058円)
完売しました
- 商品番号
- WineGW018
- タイプ
- 白
- ヴィンテージ
- 2013年
- 生産国
- ドイツ
- 生産地
- ファルツ地方 (ドイツその他)
- 生産者
- リンゲンフェルダー
- 保存
- 静かな冷暗所
- 配送
- 普通便発送です クール便をご希望はこちらから。
■味わい:やや辛口 ■アルコール度数:11.5% ■格付け:QbA
■ぶどう品種:リースリング
商品説明
【アウトレット理由:取り扱い終了のため。 旧価格1550円(税抜)】
【2009年店主選出 第7位(2007年VT)】
ゲヴュルツとこのリースリングどちらにするか迷いました。
が、より万人受けを考えこちらのリースリングにします。どなたにも好かれる美味しさです!
【スクリューキャップ】
思わずジャケ買いを誘うワインですが、かわいい外観に見合わない本格派の味わい!
生産者のリンゲンフェルダー家は、かつてロバート・パーカーの「バイヤーズガイド5版」で5つ星生産者として名を挙げられていました。
当時はアイスワインやベーレンアウスレーゼといった限られた数量の高級ワインを生産していましたが、
「限られたマニアのワインではなく、もっと多くの人々に気軽に飲んでもらうワインが造りたい」という思いが強くなり、現在では買い葡萄を用いて瓶詰めしたアイテムなど、より日常飲むワインに軸足を移しています。
その結果、評論家からは「商業主義的」という批判を受け、残念ながら現在では星の数を減らしているものの、
「買い葡萄は8km以内の近所の知人からしか買わない。」と、彼自身が所有している畑と同じ土壌で、目の届いた畑仕事がされているかどうか把握しておきたいというこだわりが感じられます。
生産するワインは、15haが自社畑から、15haが買い葡萄によるものです。
著名なワインジャーナリストに評価されることに躍起になる生産者が多い中、少し珍しい考え方ではあるものの、
世界的に「高品質/低価格指向」が高まっているのを予見したと思える一面もあります。
今回ご紹介するのは、その「こだわり買いブドウ」を原料に、自らの葡萄畑にちなんだ生き物をラベルにした「畑の生き物ラベルシリーズ」。
Q.b.A.ですが、実質ほぼQ.m.p.レベルの葡萄を使っており、この味わいでこの価格とは本当に驚きのコスパなんです!
やや薄め〜中程度の黄色。
緑肉メロンや白い小花を思わせるような甘く可憐な香り。リースリングとはいえ、モーゼルのようなリンゴ系の香りとは違い、舌触りにもミュラートゥルガウのような丸みを帯びた感じがあります。
口に含むと、ほのかな甘みとともに柔らかな酸が広がり、ジューシーでとても飲みやすいタイプ。
データの数字的にはやや辛口の範疇ではあるものの、強い辛さはなく、また甘すぎることもないので、どなたにも受け入れて頂きやすい味わいです。
どことなく良く熟した桃やメロンのような柔らかな果肉の果物のようなニュアンスがあり、ワインだけで楽しむことも出来ます。
試飲会には、
隠れ家フレンチ リブゴーシュの三浦シェフソムリエも来ていたので食事との相性を尋ねたところ、「手長エビの天ぷら」とのこと。
「手長エビなんて普通のスーパーで売ってませんやん!」というまーちゃんの厳しいツッコミには「ほんなら小エビの天ぷらとかフリット。中華で使うような小さいエビのほうが身がぷりっとしてこのワインに合うから。ブラックタイガーは身が固いからアカン」というご指導でした。
小エビならスーパーでも簡単に手に入るので、是非ご参考にして下さいね。
ちなみに三浦氏、「魂を売ってドイツワインを試飲した」そうですが(笑)、この生き物シリーズ大絶賛していました。
フレンチシェフをも唸らせるドイツワイン、飲んでみたくなりませんか?
ちなみに、このワインのラベルは、ワインラヴァーなら知らない人はいないであろう「フロッグス・リープ(カリフォルニア)」のあの【カエルピョーン】のラベルをデザインした著名デザイナー、生産者の友人チャック・ハウスによるもの。
季節を問わず、人も選ばず、値段も手頃と3拍子揃った上に、このプレゼン!
難しくなく楽しいワインなので、ワイン初心者/上級者を問わず、是非一度試して頂きたいお薦めの1本です!
(文章:佐野 雅子)