ワインとチーズ

ワインにチーズ。手軽な組み合わせですが、二つがうまく調和した時には、「マリアージュ」(結婚)と言われるほどですね。

さて、チーズと一口に言っても、様々な種類があるのはご存知のとおりです。

大きく分けると、スーパーなどで簡単に手に入るプロセスチーズと、最近人気のナチュラルチーズの2つがあります。

そしてナチュラルチーズの中でさらに様々なタイプに分けられます。


●フレッシュタイプ

フレッシュタイプのチーズは一般的には熟成させずに、新鮮さを味わうものが大半です。

お料理やお菓子によく用いられるクリームチーズやカッテージチーズ等が代表格。

その他ティラミスの材料として有名なマスカルポーネ、弾力があり噛むほどにミルクの味わいが感じられるモッツァレラ、ヨーグルトのようなフロマージュブランなどがあります。

ナチュラルチーズの中では、最もくせがなく、どなたにも受け入れられる味わいです。

このタイプは、ワインに合わせる場合は、軽くてフルーティな白ワイン(冷涼な産地)がお薦めです。


●白カビタイプ

様々なナチュラルチーズの中でも、最も身近なチーズの一つが、この白カビチーズのカマンベールでしょう。

スーパーやコンビニでも缶入りの保存期間が長いタイプを置くところが増え、簡単に手に入ります。

くせのない食べやすさが人気の秘密でしょうか。また、他にはブリーやヌーシャテルなども手に入りやすい白カビチーズです。

白カビチーズは、その名のとおり表面が白カビに覆われたチーズで、チーズの種類にもよりますが、1週間〜4週間程度熟成されて出荷されます。

熟成は外側から進むので、若いうちは中心に芯があり、熟すにしたがってとろりとした柔らかさが出てきます。(熟していても、冷蔵庫の冷たい温度では固くなっているので、食べる時はすこし前から室温に置いておくのがお薦めです)

クリーミーな味わいの白カビチーズをワインに合わせる場合、まろやかなブルゴーニュの白(シャルドネ)や、ボージョレーなどの軽い赤との相性が良いでしょう。


●青かびタイプ

青カビのチーズって実は最近まで苦手でした。だって見た目が怖いんだもん。

でも食べ慣れたら本当においしいのもこのチーズ。

フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンが3大ブルーチーズと言われ有名です。食べやすい銘柄では、デンマークのクリーム・ブルーなども人気です。

表面にカビが繁殖する白カビチーズに対し、チーズの中でカビが繁殖するのが青カビチーズ。熟成につれ、匂いや塩分も強くなります。

マイルドな味を好む方には、表面が白カビ、中が青カビのタイプや、乳脂肪分が高めのクリーミーなものをお薦めします。

青カビチーズは、そのまま食べる以外にも、生クリームと共に温め溶かして、ドレッシングやソースにするのもおいしいです。

塩味がある青カビチーズには、極甘口の白ワインが良く合います。良く言われるのはソーテルヌですが、ベーレンアウスレーゼなどでもぴったりです。

また、ボルドーなどのコクがある赤に合わせるのも良いでしょう。


●セミハードタイプ

プロセスチーズの原料となるのもこのチーズが多いです。

その為、当然ながら味わいはプロセスチーズにも通じるまろやかさがあり、くせがなく食べやすいのが特徴です。

「セミハードチーズ」とはその名のとおり、水分が少ない半硬質チーズです。

熟成期間はチーズの種類によって違いますが、1ヶ月〜6ヶ月。風味が円やかで、そのままハンバーガーやサンドイッチにはさんだり、ピザやグラタンなどの料理に使うのに最適です。

おなじみのチーズとしては「ゴーダ」「チェダー」「マリボー」などがあります。

セミハードタイプのチーズはくせがないので、比較的合わせるワインは問わないでしょう。チーズを挟んだクロックムッシュ等の軽食に、フルーティーな辛口〜中辛口の白ワインや、軽い赤ワインを合わせるとちょっとしたおもてなしにもなりますよ!

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